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【白】不活性で怠惰なアタシの肉体の神秘  この記事を含むはてなブックマーク

不活性で怠惰なアタシの肉体の神秘



中居君へ

映画、全然見てないんですけど、
昨日たまたま、私も全く同じことを思ったので、お伝えしたいと思います。

『私も貝になりたい』


――――――――――――――――――――――――――――――――――


いやー、文明すげぇー。
ボタン1個で、お尻快適。
お手洗いって、一種のリラクゼーション空間なんですねー。

集中的に一点も攻めるもよし、
ムーブメントなんつー魅惑のボタンでもって、
なんらかのシュプールを描くもよし。

いやー、このトイレね、トイレに入ると自動でねトイレのフタが開くんです。
まさにね、「待ってたよ」って声がね、聞こえた気がしました。
もしくは「待ったー?」と駆け寄る私に、「今、来たとこ」みたいな。
とにかく、もうね完全な歓迎ムードだったわけ。

だから私もね、思いっきりねインテルが入ってる感じの、
ハイクオリティーを楽しんだんです。はい。思う存分。


いやー、まさか、水が止まらなくなるなんて。


あれ・・って思ったときには、遅かったっつーか、
いや、5分くらい前から若干の制御不能感はあったっつーか、
実はだいぶ前から、ちっともムーブしてなかったっつーか、
もうね、5分間、一点集中です。

いやいやいやいや、まさかまさか、
ってね、血まなこで探しましたよ。「止」みたいなボタン。
でもね、コントロールパネルのデザインがね、いたってシンプル。
・・・無かった。ボタン。
もーノンストップ。

ならば視点をかえまして、
なんらかのセンサーっつーセンサーに手をかざしましたよ。
時にモーゼのように。


1分くらいモーゼって、軽く悟りとか開けちゃいそうになりながら思った。
どうせ滝に打たれるなら、頭からに限るな、と。
よりによって、そこの部分を、そんなにも打たれる日が来るとは。
私の忍ばずの池が、完全に集中砲火ですよ。
二ヶ月前に封印したはずの私の眠れる獅子(切れ痔)も目覚めるかと思いました。


それにしても個室に響き渡る、鳴り止まぬ水音。

この辺でね、ワキのあたりがね、じわっとしてまいりまして。
なんつーの、これは、まずいな・・と。
多分、自分が思っている以上に、事態は深刻だな、と。

正直、壊れたとは、思いたくない。

いやいや、だってね、まさかね、「おしり」っつーボタンがね、あんなに めり込むなんて。
軽い気持ちで押したらね、すげー めり込んだの。
ちょんって押しただけなのに。ちょんって。
完全なソフトタッチ、何ならフェザータッチと言っても過言ではない指使いだったのに、
「ボタン」という単語で片付けられないくらい奥にね、ぐっと入ったのね。
ボタンのね、新たな一面 垣間見た。
ドラクエだったら今絶対 洞窟の扉開いちゃったかなぁ~っつーくらい。

もちろん、「いけね☆」って、すぐさま摘み上げたんですけどね。

でも、なんだろ、こう、ボタンの方も心ここにあらずっつーか、
本調子じゃない感じがヒシヒシしたっつーか、
なんかちょっとだけカスタマイズされた感じがあるっつーか、
んで、まあ、冒頭に戻るわけですが。

なんつーかな、怖いのはさ、
迎え入れられた時は「今日からあなたもうちの子だと思って~」みたいな感じだったからね、
すっかり忘れてたんですけど、
もうね、完全なる よその子なわけです私。

どのくらいよその子かっていうと、私が勤務している病院の院長の家でのホームパーティーに病棟代表(くじ引き)としてお招きに授かったっつー完璧なアウェーでの戦いだったんです。

その院長宅のトイレにて繰り広げられてるわけです。
ほんとね、個人宅のトイレでこの広大なスペクタクルはね、全然いらない。
私の人生のハラハラドキドキをね、ここで使いたくない。

ああ、子供だったらなー、ここでね、いっそ「たすけてー」つって泣き喚くこともできたけど、私ね、痛恨の28歳。未婚。
完全なる大人。完全体。
職場では、そろそろ主任とかに任命されてもいい年なわけです。
こんなところで、ケツにシャワー浴びながら、助け呼べる年じゃないんですよ。

でも立ち上がろうもんなら、まだ数回しか話したことのない院長宅のトイレ中がえらい事になるじゃないですか。
しかも、トイレが故障したら、このパーティーは、一体どうなっちゃうんだろう・・という不安。
そして、私の病棟での立場はどうなってしまうんだろう・・という恐怖。
そんなことを真剣に考える間も、衰えることない勢いで痛烈に洗浄してくれるウォシュレット。
もうね、だいぶキレイになってる。
生まれてこの方、そこまで丹念にその辺を洗ったことない。
ありがとう。充分です。



ああ、
私も貝になりたい・・・。


(このへんで、ミスチルの「花の匂い」流してもらって、っと・・。)


つーかね、私も大人ですからね、処世術という処世術を使い分けて、
今まで渡ってきたわけです。
アイデアとかね、すごい勢いで湧き上がってくるわけです。
ましてやケツをそんだけ刺激されれば、無い案も出ます。

こうね、そっとお尻の方に手を持っていって、
おしりに向かってる水流をね、手で遮って便器の外に飛び散らないようにしつつ、
そっとおしりをあげて、さっとフタを閉める、
みたいなねアイデアね、どんどん浮かんでくるわけです。


で、即実行。




なんつーかな、ほんとね、「水圧すげぇ」の一言に尽きるんですけども、
思いの外ね、ザーってなりました。

なんつーの、手のひらに当てたことによって、
360度フルスイングが実現されちゃって、こんなとこで、こんなタイミングで。
あれ?スプリンクラー?って思いました。

もうね、手の平の感じは、完全にモーゼだったんですけど。ここでも。
全くね、水、割れる気なし。
真正面から ぶつかってきた。

で、まぁ、ずぶ濡れなんですけど。
ほんとね、「252-!252-!(生存者あり)」って叫ぶなら間違いなくココ。


とりあえず、慌てずフタを閉めることはできたので、結果オーライとします。

まぁ、トイレの状態も私の様相も、確実に何らかの事件に巻き込まれた可能性があるんですけど、これは、まぁトイレにはトイレットペーパーやタオルっつーものがね、あるんで「大丈夫大丈夫」と自分を励ました。

フタの中ではまだジャージャー言ってましたけど、負け犬の遠吠え。
私は証拠隠滅のためにタオルで拭こうかと立ち上がったんですが。


ほんと全自動トイレって怖いね。


フタがね、開いたの。自動で。
スーって。
ちょっとしたホラーかと思いました。

んで、もう走馬灯のように、ゆっくりとね、ウォシュレットの水が、トイレの壁に勢いよくかかっていくのがね、見えたよ。
虹とか、かかるかと思った。

で、まあ、異変に気付いた院長夫妻が助けに来てくれたんですがね、
もうね、変わり果てた私とトイレの姿に、関係者各位、言葉を失っていました。

私も私で、生きているにも関わらず、無言の帰宅をしました。

いやー、明日からの仕事を思うと、貝とかね、がぜん なりたい。
貝として、1から頑張っていく気持ちは十分あります。
なんならね、SMAPでもいいです。お願いします。


                                加藤はいね より
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